よくあるご質問Q&A
良くある質問Q&A
高温サウナ/ガラリ・通気口、吸気口・排気口
- サウナ室における「ガラリ・吸気口・排気口」の目的は?
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空気の循環(換気)を確保するため
外の新鮮な空気を取り入れ、サウナ室内のこもった空気・湿気を外に排出する。
室内の酸素濃度を保つため
密閉された空間では酸素が不足しやすく、特に複数人利用や長時間使用時に息苦しさを防ぐために必要。
温度ムラの解消
サウナ室内の上下温度差やストーブ付近と離れた場所の温度差を軽減し、サウナ全体の熱を均一にする。
湿気と臭気の排出
汗やロウリュの蒸気で発生した湿気・においを外に逃がし、快適さと衛生を保つ。
ヒーターやセンサーの正常動作を支援
空気の流れがないと、温度センサーの誤作動やヒーターの過熱防止装置の誤作動が起こりやすくなる。
- サウナ室における「ガラリ・吸気口・排気口」のメリットは?
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呼吸がしやすくなる
酸素がしっかり循環することで、息苦しさを感じにくくなる。
心地よいサウナ体験が可能になる
熱と空気が自然に循環し、サウナらしい「熱気の包まれる感覚」が得られる。
カビや劣化の予防
湿気のこもりを防ぎ、木材の腐食・においの発生を防止。
安全性の向上
燃焼式や電気式ヒーターの安定運転に寄与し、事故や火災のリスクを軽減。
メンテナンスが楽になる
空気が循環していれば、内部の結露・腐敗・サビが起きにくく、掃除・管理が容易に。
- サウナ室における「ガラリ・吸気口・排気口」のデメリット・注意点は?
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断熱性・保温性の低下
開口部がある分、熱が逃げやすくなる
吸気・排気の通気口から熱気が流出し、設定温度まで上がりにくくなることがあります。
特に家庭用小型サウナでは影響が大きい容積が小さいため、わずかな熱ロスも体感温度に影響を与えます。空気の流れによる体感のばらつき
ガラリの近くに座ると「風が当たって寒い」と感じることがある
冬場やロウリュ直後など、気流による不快感を訴える利用者もいます。対流が強すぎると、熱が逃げて温まりづらくなることも。外気の影響を受けやすい
吸気口からホコリ・花粉・虫が侵入する可能性
屋外や倉庫内にサウナを設置している場合は特に注意が必要です。外気温が低いと、冷気が直接入ってくる
冬場は吸気口からの冷風が冷たく感じられることも。
- 上下のガラリはどちらが吸気、どちらが排気ですか?
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基本的に、下側のガラリが吸気口(外気を取り入れる)、上側のガラリが排気口(温まった空気を逃がす)役割を果たします。
これは空気の自然な対流(温かい空気は上昇、冷たい空気は下降)を利用した設計です。
業務用サウナでは、強制換気ファン(給気ファン・排気ファン)を併用するケースが多く、換気量や風速が法令や衛生管理基準(建築基準法・消防法)に基づいて設計されています。 - 上下両方のガラリを開けた場合と、片方だけ開けた場合ではどうなりますか?
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両方開けた場合:新鮮な空気が下から入り、上から古い空気が排出され、快適な空気の循環が生まれます。
上だけ開けた場合:空気が入らず、排気のみで空気がこもりがちになり、室内が息苦しく感じられる場合も。
下だけ開けた場合:空気が入っても排出されず、湿気が溜まりやすくなり、ムッとした空気になることもあります。業務用では人の出入りやロウリュ・蒸気の発生量も多いため、上下の通気が確保されないと酸欠(二酸化炭素過多)・臭気・湿気がこもりやすくなります。特に排気不良によって室内温度のムラや不快感が強くなるため、上下の通気確保は必須です。
- 利用者の体感としてはどうですか? ガラリの近くだと涼しく感じますか?
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空気の循環(対流)は良くなりますが、体感温度に大きな変化はありません。
ただし、ガラリの真下や近くに座った場合、ごくわずかに「風の流れ」を感じることがありますが、「涼しい」とまでは感じにくいです。
また空気の循環(対流)が不十分だと足元が寒く上(顔)だけ熱い「温度ムラ」が発生しやすくなります。 - ガラリを開けることで、ヒーターの熱の動きや燃焼に影響はありますか?
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電気ヒーターなどの燃焼効率には基本的に大きな影響はありません。
空気の循環(対流)が活発になることで、サーモスタット(温度センサー)が室温の変化を感知し、ヒーターが再点火する頻度が増えます。
空気の循環(対流)が悪いとセンサーが誤作動しやすくなり、安全装置が作動して停止することがあります。 - 吸気口からホコリや虫が入ってこないように、網やフィルターは取り付けられますか?
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可能です。ただし、サウナ室の内側にフィルターを設置すると、熱で埃や汚れがこびり付きやすく掃除が大変です。おすすめは、サウナ室外側に取り外し可能なフィルターや防虫網を設置する方法です。月1~2回の定期清掃でメンテナンス性が良く、快適に保てます。
- 排気ガラリから出る熱気は、設置場所(部屋の壁紙など)に影響しますか? ガラリと壁の間の距離は?
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排気ガラリから出る高温の空気は、壁紙の変色・劣化や熱による変形の原因になります。
そのため、熱や湿度に強い素材の壁紙にしてガラリから壁までは15cm〜20cm(150〜200mm)程度の距離をとることが推奨されます。業務用サウナは出力が高いため、排気温度も高く、壁材の焦げ・焼け・変形、空調設備への誤作動や天井裏の結露やカビにつながるリスクもあります。そのため、最低でも300mm以上の離隔距離を確保し、遮熱板・不燃材の使用が義務付けられるケースが多いです。


